提訴11年全面解決目指す全国総決起集会に3000人

5月17日、建設アスベスト訴訟首都圏提訴から11年を迎え、訴訟勝利、全員救済、全面解決を求める全国決起集会が、日比谷野外音楽堂で開催され約3000人が参加しました。午後からの集会にあわせ、午前中には最高裁前、集会後には新宿、新橋、秋葉原の3カ所街頭宣伝にとりくみました。

 

全面解決目指し集会と宣伝

集会は松丸首都圏建設アスベスト訴訟統一本部長が主催者あいさつをおこない、アスベスト疾患で亡くなった仲間の冥福を祈り黙とうを捧げました。

政党から立憲民主党近藤昭一衆議院議員、日本共産党山添拓参議院議員、社民党福島みずほ参議院議員から連帯のあいさつがありました。自由民主党の菅原一秀衆議院議員、国民民主党の大島九州男参議院議員からメッセージが寄せられました。

弁護団の決意表明に立った小野寺弁護団長は「安倍一強と言われる冷酷な強権政治の下で、判決を真摯に受けとめることをかたくなに拒み続け、最高裁まで逃げ込み、政治解決を拒み続けている」、「冷酷な強権政治の壁を突き崩すたたかいに、全力を尽くして闘う決意を固めています」と訴えました。

全国各地の訴訟から決意表明があり、弁護団・原告へ大きな激励の拍手が湧き起こりました。

ボードパフォーマンスでは「国は全面解決に応じろ」「被害者補償基金を創れ」の文字で会場が埋めつくされました。たたかい抜く決意を誓う「集会決議」が採択しました。

集会後、神奈川・九州・東京土建港支部の仲間は新橋駅で宣伝行動に取り組みました。署名やカンパを寄せるサラリーマンの姿もありました。

新橋駅前で署名を訴えた

原告・望月さんの訴え

全国各地で勝利判決が積み重なり、前向きに今日までくることができました。神奈川1陣最高裁、2陣は4月15日に東京高裁第1回期日を迎えることができました。支援するみなさん、ありがとうございます。

私は30年建設現場で清掃の仕事をしてきました。6年前、アスベストの肺がんを発症しました。進行性のガンのため、現在も抗がん剤治療を続けながら活動しています。生存原告は日増しに病状が悪化し、遺族原告は高齢になり原告団はとても厳しく苦しい状況です。誰もが生きているうちに解決をと願っていますが、亡くなられる方が増え続けています。

大勢の病人と遺族が怒りにふるえ、こぶしを上げ、訴えている姿は、とても悲しすぎる光景です。安堵し穏やかな生活が一日でも早く訪れることを願い、建設石綿被害者補償基金制度の創設のため、全国の仲間と団結してこの正念場を踏ん張りぬきたいと思っています。これからもご支援お願いします。

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