支援する会のご紹介

建設アスベスト訴訟は、2008年5月の東京地裁・6月の横浜地裁提訴を皮切りに、札幌地裁・京都地裁・大阪地裁・福岡地裁に提訴されました。初の地裁判決が2012年6月に横浜地裁でされましたが、原告の主張を退ける極めて不当な判決でした。しかし、同年12月の東京地裁判決は、不十分ながらも国の責任を認める判決を勝ち取りました。現在は両事件ともに東京高裁に控訴し、勝利判決を勝取るための闘いが進められています。

アスベスト被害は、患者と家族の命を懸けた闘いです。神奈川の原告患者は75人中51人が、東京・千葉・埼玉の原告患者は313人中232人がすでに亡くなっています。アスベスト被害は建設労働者に集中しています。また、今後アスベストが使用された建物の解体が2030年まで増え続け、環境暴露による市民の被害を防ぐためにも、全市民的な対策が大きな課題となっています。

建設アスベスト訴訟は、「企業の利益を人間の健康や命に優先させた」国や被告企業の姿勢を断罪する闘いです。これは企業利益のために基本的人権をも踏みにじる、政治・経済体制に対する様々な社会運動と共通する闘いです。

この闘いに勝利するためには、法廷外闘争の果たす役割が決定的に重要です。支援の広がりを強く大きくすることが何より求められ ています。

この闘いは、社会的に弱い立場の人が、憲法で定められた基本的人権を確立する運動の一翼を担うものであると確信しています。ぜひとも、多くの方のご支援をお願いいたします。